H26「労働やまがた12月号」今月のひと
マザーズジョブサポート山形
マザーズコンシェルジュ
須摩 幸江さん
「社員が働くことができるのも、家族の理解と協力があってこそ。その家族も、地域との繋がりや支えがあってこそ成り立つのだと思っています。だからこそ、会社は、その全てを大切にする必要があると考えています。」経営企画部、総務・人事兼広報グループのグループリーダー石川慎太郎さん。
「まだまだ男社会という会社も多いので、そこを変えなければ、出産や子育てをしながら女性が働くことは難しいのが現状。でも、小さな子どもがいるお母さんも、働きたい気持ちはあるんです。もちろん、子どもを犠牲にしては絶対にダメですから、これからもいいかたちを模索していきたいです」そう語る菅野代表理事、海谷専務理事。
代表の安田さんは山形市内の美容師として勤務したのち独立。現在、ヘアサロン「エクルル」を山形と宮城で9店舗展開し、現役の美容師として店に立ちながら、各店舗をまわって経営者として手腕を発揮する多忙な日々を送る。平成21年の「山形いきいき子育て応援企業」の登録は、従業員が出産を迎えるタイミングも重なり、育児休業をはじめとした各制度を整備する直接のきっかけとなった。
総務管理を担当する菅原さんにお話をお聞きしたところ、「山形いきいき子育て応援企業」登録については、登録したことで意識が高まった実感はあったが、取組みについては何か特別なことを行っているという感覚はないと言う。
モガミフーズは日本水産(ニッスイ)のグループ会社。お弁当でもおなじみの、自然解凍のおかずを中心に、調理冷凍食品の製造を手がける。自然解凍和惣菜カテゴリーではシェア60%を誇り、日本で初めて自然解凍品の開発・製造を行ったのも同社である。
「協同組合 労研センター」は社会保険労務士の合同事務所。県内では珍しい形態であり、その名の通り、社会保険労務士の有資格者による協同組合である。「商工会議所の建物のなかに事務所がある、これも珍しいのではないでしょうか」とは、専務理事の高橋久義さん。創業者である鈴木徳松氏が、当時の商工会会頭から声掛けを受けたのがきっかけだったという。